大阪で、ライヴのあと、ラーメン屋のカウンターで、となりに酔っ払いが座っていました。
ラーメンのスープの中にまずメガネが入って、そこから暫く見ていると遂には、鉢のなかに顔をつけて寝てました。
テーブルの上は、鉢から溢れたスープまみれ・・・
すごい光景を見たな、大阪に来てよかった・・・、震災が起こったのは、そんなことを思った翌日でした。
チェルノブイリとか津波とか、まるで映画や遠い国の出来事のように思っていたことが身近に起こって、日常のありがたさに気付いたり、遠いとか近いとか自分の血の近くかどうかとかそういうことではないんだなと思っています。
ラーメンのスープに顔を突っ込んで眠れる日常を
何ミリシーベルトが減りますように
こころから願って、募金します。